木村工業株式会社

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大規模修繕工事 築年数別改修ポイント
2回目

第2回目の大規模改修は
25〜30年を経過してから実施するのが一般的です。

この年代のマンションでは構造や性能における建物が持っている弱点や雨・紫外線などの外部影響が本格的な劣化となって現れてきます。第1回目の大規模修繕工事のときには顕在化していなかったトラブルの兆しが具体的な不具合となって出てくるのがこの時期です。また、20年ほど経ってくると最新マンションとの機能差が気になってくる時期でもあります。
共用部では設備の劣化が出てくる時期でもあるのでこのタイミングで最新設備へ交換をしてもよいかもしれません。機能性向上工事を大規模修繕工事にプラスして行うことで不動産価値の向上にもつながります。

  • 1

    1回目の大規模修繕工事以上に
    丁寧な現状調査と施工を

    一度目の工事では部分的な補修だけで良かった箇所もこの時期に差し掛かると大規模な修繕になるケースも多くなります。

    今後のマンション維持において問題になってくるような劣化が出てくるのもこのタイミングが多く、その原因をきちんと見極め適切な補修を行うことが、今後のマンション運営や修繕計画を上手く行かせるコツです。

  • 2

    時代に合わせた
    リノベーションを

    新築後20年以上経ってくると新築マンションとの設備や機能の差が大きくなってくる時期でもあります。

    そのため、修繕だけでなく、新たな機能や価値をプラスさせたリノベーション工事を行い、暮らしやすさを追求することが求められます。例えば、カメラ付きインターフォンや自動ドアの設置などは生活の利便性向上につながるので、住民の皆様からも人気の高い工事になります。また、このような改修は不動産価値の向上にもつながり、長い目で見るとマンション維持に非常に有益な工事となります。

  • 3

    長期修繕計画の見直しと
    修繕積立金の再チェック

    第三回目の大規模修繕では「給排水管」や「電気関係の設備」などの取り換え工事をする場合も多く、一回目、二回目に比べて金額が上がる可能性が格段に高くなります。

    第二回目の大規模改修工事では、次回工事のための計画と積立金のシミュレーションを行うことが非常に重要となります。
    積立金には限りがありますので、しっかりと建物の状況を見極め、最適な時期に必要不可欠な工事を実施することが必要です。木村工業では住民の皆様に寄り添い、早急に根本から直さなければならない工事と安全処置で次の工事まで維持できるというような部分を適切に分け、資金計画に沿って工事をご提案いたします。